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キャラクター販促598 人はストーリーが大好き

先日、ソウルプロダクトの中野さんにお願いしていた
“言霊名刺”が出来上がりました。


“言霊名刺”とは中野さんが考案した8面付けの名刺のこと。
詳しくは中野さんの著書Posted by born1963 : 17:57 | Page Top ▲

キャラクター販促597 人は人の顔に関心がある

が家の近く(と言ってもバイクで30分ほど走るのですが)に
お気に入りの温泉があります。


黒湯と言って、植物などが腐敗してできる有機物が溶け込んだ
自分の指の先が見えないほど真っ黒な温泉です。


この温泉の近くに日本最大の横穴墳墓群があります。
誤解を招くといけないので、墳墓群として最大ではなく、
横穴の大きさが日本最大のものがあるのですね。


で、その最大クラスの横穴墳墓がたくさん集まっている史跡なのです。
その中に資料館があって、中には保存状態の良い墳墓のレプリカがあります。


実は壁画とか風化しやすいものが綺麗に残っている墳墓は公開されてません。
そのため、最も状態の良い墳墓のレプリカを作って展示してあるのです。


その壁画には家屋や鳥などの絵と一緒に、人の顔がたくさん描かれてます。


面白いことにその人の絵は顔のアップだけだったり、バストアップだったり、
全身が描かれているのがほとんどありません。


鳥や家は全体が描かれて居るのに人だけが全身を描かれてないのです。
つまり1000年以上の大昔から、人は人の顔に関心があったということですね。


キャラクターというのは大抵2〜4頭身で描かれることが多いです。
それも顔を大きくするためですよね。


なので、キャラクターをPOPや看板、チラシに入れるだけで
注目を集めることができるのです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 07:58 | Page Top ▲

キャラクター販促596 外見も特徴を重ねる

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』という映画をご存知ですか?

『ハリーポッター』の作者が描く新シリーズが原作の映画です。


『ファンタスティック・ビースト』という題名が指す通り、
魔法生物という奇妙な生き物が大量に登場するのですが、
やはり既存の生物を組み合わせた様なデザインなのです。


前回、キャラクターを作る場合、2つ大きな特徴を重ねれば
キャラクターとしての個性が出てきますと書きました。


それは読んでいただければわかる通り、主に性格というか、
個性をどうつけるかという内容だったのですが、
この手法が外見にも使えているわけですね。


蛇に鳥の頭と羽をつける、馬にオウム貝の様な無脊椎動物の顔をつける
ライオンのたてがみをフグのハリセンボンにする等々。


面白いのは外見の特徴がそのままその動物の性癖になっていたりします。
頻繁に出てくるニフラーという動物はカモノハシそっくり(その意味では
2種類以上の動物の掛け合わせではありませんが、カモノハシそのものが
鳥と動物の特徴を併せ持っていますね)です。


これがカモノハシ同様有袋類で、その袋に貴金属を貯め込むのです。
当然手癖が悪く、映画の中ではアクセントになっています。


ですから、職業や性格など、キャラクターに持たせる個性から
外見を決めていくこともできるわけです。


掃除などの家事サービスが職業なら、掃除=アライグマ、
綺麗好き=ネコなどの動物をベースに、コスチュームや小道具を加える。
おばちゃんぽくする等ですね。


そうすることで唯一のキャラクターになるだけでなく、
会社のシンボルとしてふさわしい個性を持たせることになるわけです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 17:22 | Page Top ▲

キャラクター販促595 キャラクターが立っているとは?

先日『虎の尾 渋谷署強行犯係』という小説を読みました。

虎の尾 渋谷署強行犯係

Amazonより

20年以上前に「拳鬼」シリーズとして刊行された今野敏氏の武道小説が、
文庫化に合わせて「渋谷署強行犯係」として改題されました。


今野氏が警察小説の旗手としてブレイクしたことに
出版社が乗っかったのでしょうね。


警察小説を装ったおかげで「渋谷署強行犯係」シリーズは大ヒット。
そのおかげで220年以上ぶりに新刊が書き下ろされたという1冊です。


普通、一旦終了したシリーズを再開するにしても20年も開けたりはしません。
しかし今野氏の場合、そいういうシリーズが多いのです。


しかもそのどれもがすんなり続編として違和感なく読むことができるのです。


なぜ、そんなことが可能なのか?


それは今野氏という作家が卓越した技術を持っている
ということもあるのでしょうが、やはりキャラクターです。


登場人物のキャラクターが立っているから、時代がかわり、
背景が変わっても同じシリーズとして認識できるのです。


じゃ、キャラクターってなんだって話になるのですが、
「渋谷署強行犯係」シリーズの主人公「竜門」の場合、
渋谷で整体院を営む古流の琉球空手の達人という設定。


まぁ、他にも色々と設定はあるのですが、
この基本だけでも際立ってますよね。


新宿でなく渋谷、外科医ではなく整体師、
ボクシングや格闘技ではなく古流の琉球空手。


この段階で3つも特徴的なものが重なっています。
想像するだけで何か物語が動き出しそうじゃありませんか?


大体、キャラクターを作る場合、2つ大きな特徴を重ねれば
キャラクターとしての個性が出てきます。


キャラクターを作るとき、個性的である必要はあるのですが、
1つの特徴で個性をだそうと思うと大変なのです。


そうではなくて2つ3つと特徴を重ねることで、
キャラクターとして生きてくるのです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 15:12 | Page Top ▲