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キャラクター販促594 聖地

先に書いた様に台東区の山谷の南端、いろは商店街の吉原口に
「あしたのジョー」が立っています。


私は浅学にして知らなかったのですが、いろは商店街の反対の出口付近が
劇の舞台になった泪橋のある地域なんだそうです。


「あしたのジョー」像は2012年の11月に建立されたそうですから、
すでに5年近くが経っているんですね。


建てた当時は華々しくセレモニーもやって、
多くの人が集まった様ですが、今は色褪せ寂れています。


「あしたのジョー」のコンテンツ力を考えたら不思議なくらいです。


お金のある50代にはドンピシャですし、
若い世代(と言っても20代〜30代前半)でも
山下智久さんが主演で2011年に映画化され大ヒットしていますので、
それなりに認知はされているばずです。


確かに多少不便な場所では有りますが、それが関係ないことは、
すぐ近くの土手の伊勢屋さんと言う天丼屋さんに、
週末は1〜2時間待ちの行列ができていることでも明らかです。


昨今のアニメ映画は舞台となった場所に大勢のファンが観光に行く、
聖地巡礼が流行っています。

「君の名は」など忘れ去られた様な県(失礼!)の岐阜県が
急遽観光スポットになってますし、鳥取県境港市の水木しげるロードは
年間200万人の観光客を集めています。


にも関わらず「あしたのジョー」は寂れている。


なぜか?

私なりに考えた結論は「ストーリーの欠如」。


最近の聖地はアニメのストーリーと密接に関係がありますし、
境港は水木しげる氏が生まれ育ったと言うストーリーがあります。


それに比べると「あしたのジョー」は劇中に「泪橋を逆に渡るんだ」
と言う名台詞が有るものの、ジョーが立っているのは泪橋の側ではなく吉原口。


アニメの中でも地元との交流は全くなく、商店街なんて出て来ません。


それではいかにファンであってもジョーの像以外見るべきものがないので、
わざわざ尋ねる気にならないのです。

私は常々このメルマガでキャラクターは世界観ですと言って来ました。


世界観とはストーリーです。


ストーリーと現実がキャラクターを介して絡み合ったとき、
強い吸引力が生まれるのです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 22:43 | Page Top ▲

キャラクター販促593 子供が泣き出すキャラクター

私もそうですが、メルマガやブログを書いていると、
強いメッセージを避けるようになります。
特にビジネスに関わると途端にメッセージが弱くなる場合がありす。


どういうことかというと「と思います」「かもしれません」といった
はっきりと言い切らない言葉使いになるわけです。


なぜかというと、はっきりとした主張をすると
敵を作る場合がでてくるからですね。


先日も韓国のテレビ局がニュースで日本人個人のブログを攻撃してました。
4月27日にアメリカが北朝鮮を爆撃する可能性が高いということを書いたら
何の根拠もないフェイクニュースだとテレビで放送したんですよ(笑)


ジャーナリストでもない個人のブログでさえ、テレビというメディアに
攻撃されることがある時代ですから、ビジネスだと慎重になりますよね。


しかし、濃いファン層を獲得する目的で発信するなら、
あいまいな表現はNGです。


賛否両論が分かれるお題についても恐れずに、
自分の意見を言ったほうが濃いファンにとっては面白いわけです。


キャラクターも同じです。
今月の9日に朝日新聞デジタルで「かっぱカレー食べて
PRキャラ「怖い」と泣き出す子も」という記事が出ました。
http://www.asahi.com/articles/ASK483FSWK48PIHB003.html


どんなキャラクターかは記事を見てもらえばわかりますが、
大人でも暗がりで見たらトラウマになるような不気味なキャラです。


これは柳田国男の出身地の兵庫県福崎町が、
妖怪による町おこしをしていて、その一環で生まれたキャラクターです。


このキャラクター(ガジロウ)が生まれたのが2014年で、
その時にはすでに各地で色々なゆるキャラが濫立していたので、
あえて逆を行くキャラクターを作ったんだそうです。


町の担当者によるとガジロウを見た子供が泣き出すのは日常茶飯事。
それでも親御さんが、わざとガジロウの近くに子供を連れくるそうです。


なまはげ(秋田県の行事で使われる神の使い。悪い子を懲らしめる)に
近いイメージなのではと分析しています。


一目見て覚えられるし、印象に残るのでPRには最適ですよね。
しかし、ファンになる人の絶対数は少ないので
フナッシーやくまもんの様にゆるキャラグランプリは取れないでしょうね。


しかし、後発が先発の人気者と同じことをしていても
空気のような存在になってしまうので、
弱者や後発がとるべき戦略ではありません。


もし、あなたがこれからキャラクターを導入しようとするなら
自社のブランドをどういう方向に持っていくかによって、
メッセージ性を強めたり、弱めたりといった戦略が必要です。


もちろんゆるキャラだろうがなんだろうが、
ある程度、主張がないと誰も見てくれないというのはありますけどね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 22:50 | Page Top ▲

キャラクター販促592 インフォグラフィックス

さて、今年もアロンアルファの東亞合成様の会社案内を作らさせて頂きました。
印刷見本が届きました。

touagousei.jpg


ちょっと画像を見ていただきたいのですが、
最初の見開きにイラストが入っています。


最近はこのイラストの様なインフォグラフィックスが流行り始めている様です。


インフォグラフィックスというのは、情報やデータを視覚的に表現する手法。
煩雑なものをシンプルで分かりやすくて伝えやすくまとめるデザインの事です。


グラフなどをグラフィカルにデザインすることで、
分りやすくオシャレにできるというのが人気の様です。


インフォグラフィックスはイラストを多用していますので、
当然キャラクターとも相性がいいのです。


例えば右肩あがりのグラフがあったりすると
そこをジャンプしながら駆け上がるキャラクターが入るだけで
堅苦しいグラフが親しみやすいものになりますね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 17:47 | Page Top ▲

きゃらくたー販促591 コミュニケーション効果

つい先日、あるゲームの広告(ビルボードとチラシ)を受注しました。
いわゆる美少女ゲームですが、よく知らないのでYOUTUBEで検索してみました。
そうしたら出るわ出るわ(笑)


開発者による攻略法もありますけど、一般ユーザーの動画が大量。
メーカーのトーン&マナーが知りたかったので、
メーカーのPVをさがしてたのですが、それが埋もれてしまっている状態。


コメント欄も日本語以上に英語が書き込まれていて
あらためてゲーム市場の大きさを感じました。


同時にそれぞれに贔屓のキャラクターがいるのですね。
当然、そのキャラクターが身につけている衣装なども注目されます。


これはゲームの話ではありますが、販促に使うオリジナルキャラクターでも
取り扱っている商品の種類によっては、販売ターゲットを絞り込んだ
キャラクターを開発することで、自社製品の好感度を高めることができる
ということです。


今までこのメルマガでは、どちらかというとキャラクターを利用して
自社製品やサービスの認知度を高めるという事を書いてきました。


しかし、ちょっとひねりを効かせた考え方をすると
やり方によっては販売ターゲットの絞り込みや、
販売ターゲットの変更にも使えるという事ですね。


例えば今まで漠然と若い女性向けと考えていた商品でも
キャラクターのテイストによって、コンサバな女子大生向けという様に。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 14:40 | Page Top ▲

キャラクター販促590 近い未来の話

キャラクターがネットとの親和性が高いという点でいえば、
LINEなどのリアルタイム型SNSですね。


今もローソンのあきこちゃんはマイクロソフト社のAIが使われていますが、
この流れが近い将来、私たち中小企業レベルにも降りてきそうです。


というのも顧客サポートをAIで行うチャットボットを提供している
ユーザーローカルという企業が東証マザーズに上場したそうです。


今はまだ顧客サポート業務限定ですし、実用レベルにまで
ボットを学習させるのに社内リソースを使うという問題はあります。


しかし金銭的コスト自体は正社員1人雇うよりも安いそうです。
普及してくればますますコストは下がり、一般化するとおもいます。


キャラクターボットができれば、キャラクターの個性を学習させ、
イベントや割引などの告知事項をどのタイミングで言わせるのかや、
商品に関する知識を覚えさせ、顧客の質問にこたえさせるなど、
それこそ自動的に営業活動をしてくれる様になるかもしれません。


AIといえば人間の労働のを奪うという様なネガティブな話ばかりですが、
この様にどう使うか考えると非常に楽しみですよね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 10:23 | Page Top ▲