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キャラクター販促538 難しいものを、わかりやすく伝える

トヨタは現在、新型プリウスの部品を擬人化した
「プリウス インポッシブル ガールズ(通称プリガー)」プロジェクト
を展開しています。


計40点の部品を2次元キャラ化し、
このうち10点には人気声優に声を担当させるという力の入れようです。


プロジェクトを展開するのは、トヨタマーケティングジャパンで、

狙いは
(1)新型プリウスのさらなる魅力訴求・性能理解、
(2)クルマ低関心(若年)層へのアプローチ
と言うことらしい。


上記のサイトを覗いてみると、グッズが当たるTwitterキャンペーンや
出演声優によるネットラジオ、痛車制作用のダウンロードデータの配布、
壁紙が当たるゲームの公開などを実施しています。


試しに私も壁紙が当るゲーム(キャラクターのイラストが出てきて、
そのキャラクターが何の擬人化したものかを答える)に挑戦してみましたが、
予備知識なしでは難しい。


というのも、「エンジン」(擬人化番号No.1)や「サスペンション」(No.6)
の様に実際の部品をモチーフに取り入れているものならまだしも、
「ICONIC human-tech(人間中心の設計思想)」(No.4)とか、
「広々とした視界」(No.24)、「ドア閉まり音」(No.39)
なんて出てきた日には混乱するだけです。


おそらく描いたクリエイターも苦労したでしょうねぇ。


トヨタマーケティングジャパンの人は『「擬人化」という手法は、
「難しいものを、わかりやすく伝える」ために最も適している』
とインタビューに答えていますが、成功してるでしょうか?


そもそも40種類ものキャラクターは多過ぎます。
しかもその中にはカタチのないものも含まれているとあっては、
話題にはなるでしょうけど、解りやすく伝える事に成功している
とは言えないのではないでしょうか?


私個人の考えですが、せめて戦隊ものの様に数人に絞り込んで、
人間の男の子と出会ってって言うストーリー仕立てのマンガを描いて、
要所要所に特徴を仕込んで行く方が解りやすいと思うんですけどね。


あれもコレもと欲張って、送り手側の独りよがりにならない様にしたいですね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:54 | Page Top ▲

お客様へのお願いは…

あるお店のトイレで見かけた貼り紙です。。

トイレの貼り紙


男性は先刻ご承知でしょうが、男性用小便器の足下には汚れるんですよね。
営業中に頻繁に掃除するわけにも行かないのでお店としては大変です。


用を足す人がなるべく小便器に近づけば防げることなので、
なんとかお客様に不快感を与えずにお願いできないかと貼り紙をするわけです。


多いのが
「いつもきれいに使っていただいて感謝しています」
というやつ。


悪い気はしないけど、つかう前に見えるので変な感じがします。


かと言って、馬鹿正直に
「一歩前へお願いします」
って言うのも、ちょっと違う様な。。。


かといって、この貼り紙の様に
「トイレは奇麗にしとかな 次に使う人もいるんやから」
って、文章だけで書かれてたらカチンときます。


ところが、おばあちゃんが孫に言い聞かせている
可愛らしいイラストが添えてあるだけで、ホッコリします。


さらに
「奇麗にしないと神様が寂しがるでのぉ」
と強調してあるので、お願いの部分よりもその理由が印象づけられ、
「トイレの神様って歌もあったしな」と、素直に聞き入れられますね。


このようにお客様のお願いはキャラクターを使って、
キャラクターどうしの会話にすれば角が立たず、
さらに理由を強調する事で、素直に聞き入れられる様になります。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:48 | Page Top ▲

キャラクター販促535 硬い内容を優しく説明する

ある財団法人の活動を報告する冊子のためのキャラクターを作りました。
Dr_Kids.jpg

その冊子は当初、業界の関係会社に配布する目的で作られていたのですが、
最近、一般の人も手にする様になったとのことで、
そういう方達にも手に取ってもらいやすいモノにしたいとのご依頼でした。


冊子の内容はものすごく専門的で難しいモノです。
後半のデータ集はともかく、前半部分は
一般向けに解りやすくQ&A形式で展開摺る事にしました。


Webサイトでアクセス解析をしていればわかると思うのですが、
Q&Aというのは人気コンテンツです。


それも「よくある質問と回答」みたいな物ではなく、
インタビュー形式が読みやすく人気があります。


そこで小学生に質問をさせて、
質問に答える博士というキャラクターを製作しました。


言葉だけでは固くなってしまうメッセージも、
オリジナルキャラクターを使用する事によって、
親しみやすいイメージと、伝えたいメッセージを
効果的に発信する事ができます。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 14:51 | Page Top ▲

キャラクター販促524 コラボレーション

通販というのは、バイクのタイヤの様に
購入後に作業が必要な物はなかなか売れませんでした。


そこをAmazonは他業種とコラボすることで越えて来ました。

Amazonの当該ページを見ると「バイクパーツ交換・取付」とあり
「詳細はこちら」とリンクもあります。


バイクの中古車販売チェーンと提携して
取り付けてもらえるサービスを始めたのです。


通販だから仕方ないで済まさないで、
お客様が商品を購入することでする体験の質をあげると、
そこに新たな市場が生まれて来ます。


自社でやるとコストがかかり、不可能なことでも、
他業種とコラボレーションすれば不可能ではないかもしれません。


世界で一番自動車を沢山売ったカーディーラーのセールスマンは
商圏内の美容室や理容室にカタログと名刺を置いてました。


ある宝石商は旅行代理店と提携していました。
お見合いツアーを企画していたんです。


そういう例は探せば幾つもあると思います。


自社のサービスで弱い所を補えるコラボレーション先はないか?
じっくりと考えてみるのもいいかもしれません。


もちろん、提携先ありきということではなく、
なにが「必要」なのかの目のつけどころこそがとても大切です。


参考になれば幸いです。


Posted by born1963 : 01:06 | Page Top ▲