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キャラクター販促372 リアルRAILWAYS

先日、オハツキイチョウを見に行った時、
ついでにムーミンを探しに行って来ました。


どういう事かというと、千葉には「いすみ鉄道」と言うローカル線があり、
このローカル線で「ムーミン列車」を走らせています。


そして、その沿線ではムーミンが釣りをしていたり、
スナフキンが池のほとりでキャンプをしていたりしています。


そのムーミン達を探しにいすみ鉄道の線路沿いにバイクを走らせたのです。


いすみ鉄道はなぜそんな事をしているかというと、
『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』に詳しいのですが、
経営収支改善に向けた施策だったのです。


いすみ鉄道は、ローカル線のご多分に漏れず、
赤字経営で存続の危機にありました。


それで一般公募で社長(年収700万円)を募集、
英国航空会社の社員だった鳥塚氏が採用されます。


年収千数百万円を捨て年収700万円の赤字鉄道会社の社長に応募する
というところがチャレンジ精神そのものですが、
鳥塚氏のチャレンジはそんなものではありませんでした。


現実的な話、ローカル線で利用者の増加というのはほぼ不可能です。
沿線の人口は減る一方ですし、沿線に観光施設があったとしても
ほとんどの方はクルマで来ます。


それじゃあとコストカットに走って本数を減らしたりすると
利用者が他の交通手段に流れ、逆効果になりかねません。


そこで鳥塚氏がとった手段がムーミン列車だったわけです。


いすみ鉄道の沿線というのは、城下町の大多喜をのぞいて、
自然と平和以外何もない日本のムーミン谷のようなところです。


それでいて首都圏から充分日帰りの距離。
沿線は菜の花や桜の名所があり、そこに黄色いムーミン列車を走らる。


沿線の所何処にムーミンのキャラクターがいる。
鉄道マニアでなくとも心踊るものがあります。


しかし、それだけではお金になりません。


そこで路線の真ん中の国吉駅を「風そよぐ谷 国吉」という駅名に変更、
駅舎にムーミンショップを併設しました。
つまり、列車に乗らない人にお金を落としてもらおうという戦略です。


このムーミン列車を皮切りに、
鉄道マニア垂涎のキハ52型のディーゼル車両を導入。
大多喜駅に千葉県内最大規模の房総中央鉄道館を誘致。


昨年はAKB48の岩佐美咲さんのソロデビュー曲「無人駅」の
キャンペーンを行うなど、硬軟取り揃えて集客しています。


肝心の物販では、箱が列車をかたどっているトレインおかき、
もなか、地産地消のレトルトカレー、房総の里山弁当などの物品を
販売するショップを大多喜駅に作ったりして、業績を改善しています。


「無人駅」のキャンペーンを行った風そよぐ谷 国吉駅では、
岩佐美咲さんの写真入り1日乗車券も販売していました。


いすみ鉄道は2年毎に業績を確認し、
改善されなければ廃止することになっています。


まだ黒字転化はしていないようですが、今年も存続が決定しました。
人々を幸せにする観光資源として、もっと活躍して欲しいですね。


その一翼にキャラクターが役立っていると思うと愉快です。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:28 | Page Top ▲

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