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キャラクター販促364 普通?

私達デザイナーがデザインを学んだ頃、先輩たちに
「普通というものはない」と言われました。


「普通」とは、「普通○○するよね?」とか
「普通の感覚だと○○だよね」とか言う時に使う「普通」です。


「常識」に置き換えてもいいかもしれません。


その「普通」なり「常識」なりをないものとして考えろと言われたのです。


それには幾つかの意味があって、若いころは「普通」から発想したら
「普通」のものしか出てこないくらいの意味だと思ってました。


ところがある程度経験を積んで、デザインよりももっと大きな枠で
考えるようになると、本当に「普通」とか「常識」というものは
存在しないんだという事がわかるようになります。


私達が日常的に使っている「普通」とか「常識」って言葉は
実は多くの人の共通の認識ではなく、
単に「あなた」や「私」の常識に過ぎないのです。


例えば先日「サンマのまんま」というテレビ番組で
ゲストにAKBの姉妹グループNMB48というアイドルグループが出演していました。


その時に引率役として南海キャンディーズの山里さんが同行していたのです。


それで話が盛り上がり、サンマさんとNMBの女の子達が親しくなり、
サンマさんが「おまえ」と、ひとりの女の子を呼びました。


これには山里さんもビックリして「何、急に彼氏ぶってるんですか!」
とツッコミを入れました。


その場は流されたんですが、また同じ事がありました。


“普通”二度も同じ失礼なことをゲストに言ったら、
多少は空気が悪くなるものですが、NMBの女の子達はニコニコしていました。


実は大阪では男性が同輩や目下の者に「おまえ」というのは
特に変わったことではなく、特に親しい間柄ではよくあることなのです。


ですから彼女達にとっては大先輩のサンマさんに「君ら」と呼ばれるよりも
むしろ「おまえ」と呼ばれる方が距離が近く感じられて嬉しいことだったのです。


まぁ、テレビでは事情を知った山里さんがサンマさんの真似をして
NMBの女の子たちに「おまえ」と呼んで「なんか違う」と拒否される
というオチになっているのですが(笑)


このようにあなたの考える「普通」とか「常識」と言うのは、
あなたの育った環境(もっと言えば家庭)での「普通」「常識」であり、
お客様の「普通」や「常識」とは違う事が多々あるのです。


これ、ものすごく大切なことなんです。


話が通じない、伝わらないという場合、この「普通」や「常識」が
違っていることが違っているという場合が多いのです。


ですから私達がチラシやPOPを書く時には、この「普通」や「常識」を
排除して、お客様にとっての普通や常識に思いを馳せて書く必要があります。


キャラクターの台詞でも一緒です。


そこは慎重にしないと、温厚なイメージキャラクターのはずが、
毒舌のキャラクターになって、お店や企業のイメージを
逆に悪化させることもあるかもしれませんよ。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:22 | Page Top ▲

キャラクター販促363 コンタクト

前回、アップルとサムソンの訴訟を話題にしたんですが、
アップルとサムソンとの大きな違いと言えば、ファンの多さです。


サムソンのユーザーの場合、サムソンブランドに憧れて購入する人は
それほど多くないと思います。


方やアップルは信者とも言えるような熱狂的なユーザーに支えられています。


それはiPhoneユーザーがiPhoneの事を携帯とかスマホとか言わずに、
iPhoneと読んでいることでも明らかです。


つまりiPhoneはiPhoneであって、他の携帯とは違うということですね。


これは顧客満足度が桁違いに高いということです。


一度こう言う経験をすると、そのお客様はリピーターになります。
次もアップル社製品を購入する可能性が高いのです。


実際、タブレットPCならiPadが圧倒来なシェアですし、
自宅用のパソコンにMacを買う人が増えています。


しかし、アップルのような他と決定的に違う体験を売ることは難しい。
誰でも簡単に出来ることではありません。


そういう圧倒的多数のアップルになれない企業はどうするか?

一度ご購入いただいたお客様にはコンタクトをとり続けるのです。


なぜなら、お客様が一度ご来店いただいた後、来られなくなる最大の理由は
なにかトラブルとかではなく、単純に忘れているからです。


例えばあなたが今年買い物をしたお店、
特にネットショップだと分かりやすいですが、
2回以上買い物をしたお店は何軒ありますか?


そして1回しか買わなかった理由は何でしょう?


あるいは、一度買い物しただけの店を
どれくらいの数覚えているでしょうか?


ね、お分かりになったでしょう。
繰り返し商品を買ってもらえない理由は、単純に、忘れられている。


だからまずは、継続して何度もコンタクトをとることが重要です。


そしてその度にキャラクターを使えば、
覚えていただける可能性が高まります。

あと継続してアクセスする理由のもう一つは、
お客様はご自身のタイミングでしか買い物をしないということです。


あなたがバーゲンをしようが何をしようが、
お客様が必要とされたタイミンでしかご購入いただけません。


だからそのタイミングが来るまで何度もコンタクトを取る必要があるのです。


あとは飽きられない工夫をしてください。


キャラクターなら季節ごとのコスチュ-ムや毎月の催事のコスチュームなど、
見せるだけでも楽しいじゃないですか?


演出家になったつもりでになったつもりで、
「どうすればお客様を楽しませることができるか」
を考えてみてください。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 12:56 | Page Top ▲

ベスト オブ 苫米地本

『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』
努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方
Amazonより

苫米地博士の本は沢山読んでいるのですが、この本が一番分かりやすいです。

おそらくはルー・タイスと共同開発した自己啓発トレーニングの
プログラムをベースに書かれているからだと思います。


それまでの苫米地本は苫米地流に言うとちょっと抽象度が高かった。
だから抽象度の低い思考に馴れている我々には厳しい物があった。

なんてのかなぁ、それまでの苫米地本には「先生は別、
先生だからできたんでしょ」というエクスキューズが通用する余地があった。

ところがルー・タイスというもう一人のコーチングの天才によって
苫米地思考が我々一般人のところまで降りて来てくれた感じですね。

ただし、その分、ものすごく実践的になってます。
完全にコーチングプログラムと言ってもいいですよ。これは。

よくあるスピリチュアル系の自己啓発とは根本的に違いますし、
苦労自慢の成功本の類いでもありません。

だから、実際にこの本で紹介されている方法を実践するには
間違いなく「努力は必要」です。

タイトルにある「努力はいらない」は、その最初の努力をこなして
次のステップに入った時に、努力を努力として感じる事無く
成功へのステップを歩んで行けるという事だと思います。

『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』の内容を実践し続ければ、
本当の成功を手にすることもできるかもしれない。
そう感じられる本ですね。


Posted by born1963 : 12:54 | Page Top ▲

キャラクター販促362 主役

アメリカでアップル対サムスンの特許をめぐる裁判はアップル完勝しました。


陪審評決は史上最高の賠償額(10億5000万ドル)でしたが、
最終的な賠償額は、判事による判決によって決まり、
最高3倍まで膨れあがる可能性も残されています。


この裁判は時代の大きな変化を象徴しているように感じます。


というのも特許侵害の争点になっているのは「スクロールの最後で跳ね返る」
「1本指でスロール、2本指でピンチ、ズーム」「タップしてズーム」といった
ユーザーが触れて、違いを体験するアイデアやまたデザインだったからです。


従来のハード重視の工業化の時代の価値感で見れば、
本質的な機能ではなく、些細なほんの小さな特徴にすぎません。
その程度で800億円を超える賠償金を支払らわなければならないのです。


これは、商品の価値がモノから情報に移ってきているということで、
時代背景を考えると判決の意味は大きいと感じます。


工業化の時代の見方や価値観では、アップルはなにも発明していません。
携帯電話でインターネットが利用できたり、音楽をダウンロードしたり、
聞けたりというのは、日本のガラケーが先端を行っていたのです。


むしろおサイフケータイ、ワンセグなど、ガラケーの方が充実していました。
しかし、この分野で日本は惨めなぐらい敗北してしまいました。


さらにスマートフォンもすでにあった分野です。


しかし、アップルが携帯市場を一変させたという現実は誰も否定できません。
iPhoneが登場前とその後のスマートフォンの違いを見れば歴然としています。


時代は「モノの価値」が主役であった時代から、
急速に「情報の価値」が主役の時代へと変化してきました。


これは何もアップル製品に限ったことではなく、商品やサービスそのもの、
それらを支える物流などの仕組み、商品やサービスの売り方、
ツイッターやフェイスブックなどのように人のつながり方まで変えています。


つまり「何」という「モノ」を売るのではなく、
「その商品を使って得られる体験」という「情報」を売るべきなのです。


そこでキャラクター(これも情報ですね)を使うのです。


参考になれば幸いです。

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編集後記
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逆に日本ではサムソンが勝ったと報道されてましたが、
あれはマスコミがよくやる世論誘導です。


どうも最近のマスコミを見ていると、前時代的な発想で動いている
彼らこそが日本の停滞の原因ではないかと思えてきます。


実際には幾つもある訴訟の一つで判決が出ただけで、
アップルが重視しているタッチパネル関連の訴訟はこれからです。


ちなみにバウハウスを生んだデザイン先進国のドイツでも
アップルは勝ってますし、イギリスはサムソンに軍配を上げてますが、
「アップルを模倣したにしてはダサい」というコメント付き。


恐らくはアップルの勝ちを認めると多くの企業にとって
参入障壁になるから、バランスをとったのだと思います。
サムソンにとっては裁判に勝って勝負に負けたみたいなもんですね。


先進国はデザインの力を認めているんですね。


それだけに日本が今後も世界に影響力のある国でいてられるかどうか、
この裁判である程度占えるちょうな気がしています。

Posted by born1963 : 11:20 | Page Top ▲

キャラクター販促361 こだわりを絵にすると

前回、編集後記で、やなせ先生のアンパンマンに込めた思想というか、
哲学というか、そういうのを少し書きました。


敗戦でそれまで正義だと信じていたものが逆転し、
正義というのは変わるもんだと痛感し、


目の前で飢えで死にそうな人に一片のパンを差し出すことこそが
絶対に逆転しない正義だと考えられたのでした。


しかし、自分がまったく傷つかないままで、
正義を行うことは非常に難しい。


この場合、そのパンは自分が食べられなくなるのですからね。
食べ物が豊富にある時と違って、辛い決断のはずです。


それがアンパンマンの姿に反映されています。
自分の顔をお腹の空いた人に食べさせてあげるのですから。


これがキャラクターですね。


だからキャラクターを使うのなら、
アンパンマンの人気に便乗するのではなく、
あなたの会社の哲学、こだわりをカタチにしてみてください。
それがあなたの会社のキャラクターです。


うちは顧客第一主義ですなんて言うのはダメですよ。
そんなものはどこでも言ってますから。


もし本当に顧客第一主義が特徴だというのなら、
どんなところが他社の顧客第一主義と違うのか?


例えば「お客様にNOを言える会社」
これなら珍しい。


さらにもうひとつ特徴を取り込んで、
「美味しい調理方法について、お客様にNOが言えます」
とかね。


そうしたら自然と、頑固そうなオヤジのイメージできますよね。
それがあなたのキャラクターです。


この時に決して商品そのものの特徴から発想したらダメですよ。
それをすると商品説明になって押し付けがましくなりますから。


そうではなくて、商品の周辺にある話題を
こだわりポイントとして教えてください。


例えば有機野菜なら野菜がシャキシャキしてるとか、
甘いとかじゃなくて、魚粉を使って土づくりをしたと聞いたほうが
美味しそうに感じるでしょう?


そういうことなんです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 11:18 | Page Top ▲