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キャラクター販促353 効用

前回は5年で売り上げ10倍?というテーマで、「日経MJ」紙に載っていた
「ファーファ」という洗剤がキャラクターで大幅に売上を伸ばした
というお話でした。


では、ファーファの様なことがなぜ起こるのでしょうか?


それが分からないと、なかなかキャラクター導入に踏み切れないですよね。


幾つかの要素はあるかと思うのですが、
背景にあるのは「何を買っても一緒」「どこで買っても一緒」
とお客様が考えていることです。


特に工業製品にその傾向が強いですが、今の時代、
どこのメーカーの商品を買っても大差ないよねと、お客様は考えています。


そして小売に関してはもっと明確で、商品は全く同じものなわけですから、
何処で(どの店で)買っても一緒だよねと、当然思っています。


だからコンサルタントは
「選ぶ基準を消費者に教えてあげなさい」
というわけです。


そうすれば、お客様の信用を勝ち得て、
あなたのお店で買うようになるという理屈ですね。


それは正しいのですが、まぁ、実際にやってみると逃げられます(苦笑)


ご自身が客の立場になれば明確ですが、
お店の人が何か言うと説得されているような気になるでしょ?


お客様に教えると言ったところで、お客様が疑問に思わなかったり、
不満を感じていたり、なにがしら聞こうという気持ちがなければ
店やメーカーの言うことに耳を傾けたりしません。


そこでキャラクターなんですね。


キャラクターがあるだけでお客様(特に女性)は心を開きます。


アンケート用紙をキャラクターが質問するカタチにするだけで、
キャラクターと話しながら(つまり独り言)回答する方も沢山います。


そして理屈よりも強い感情にも働きかけられるのです。


ファーファならあのくまの絵で「可愛い」と手に取る。
(柔軟剤ではなく洗剤なのに)「洗濯物がフワフワになりそう」
って買っていくんですね。


そこにちょっとした裏付けが入っていれば、余計に説得力が増しますね。


これがキャラクターの効用です。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 10:42 | Page Top ▲

投機が実体経済を左右する今を切った本

『経済大国なのになぜ貧しいのか?』
経済大国なのになぜ貧しいのか?
Amazonより

洗脳とかがお得意の苫米地博士の著作なのですが、
今までの自己啓発本とは違って、硬派な社会科学の本になっています。
ちょっと経済に智識のある方なら疑問に思うであろう事に
ズバッと躊躇無く解を示しています。


例えば円高。
世界中のどこの国に行っても自国の通貨が上がることを
ネガティブに考える国はありません。


円が買われるということは円が安全だと思われているという事です。
つまり日本の経済は世界中から信用されているのです。


にも関わらず、当事者の日本では財政が破綻するだの
もっともらしい理由で増税が進められようとしています。


財政が破綻しそうな国の通貨が買い進められると思います?


これっておかしいですよね?


ほかにもデフレなのにジワジワ物価が上がっていること、
なぜ20年も不景気が続いているのか? 等々、
誰もが疑問に思う事に答えてくれています。


では、どうするべきか? それは各人が考えるとして、
『経済大国なのになぜ貧しいのか?』そのきっかけになる本です。



Posted by born1963 : 16:57 | Page Top ▲

キャラクター販促352 5年で売り上げ10倍?

先日「日経MJ」紙に興味深い記事が出ていました。

「キャラ活用、脱汎用品狙う
 わずか5年で売り上げ10倍以上」

という記事です。


NSファーファ・ジャパンと言う会社で洗剤の「ファーファ」と言えば、
ご存知の方も多いのではないでしょうか?


もともとはユニリーバという会社から出ていた商品で
子グマのキャラクターも当時からあったそうなんですが、
それを2006年に引き継ぎ急速に売り上げを伸ばしたそうです。


記事によるとユニリーバからブランドを取得した当初は
「Fafa」のロゴが大きく強調されていたパッケージだったそうですが、
2009年に実験的に九州・沖縄地域限定で、キャラクターを目立たせ、
ロゴをできる限り小さくしたパッケージデザインに変えたところ、
受注量が6倍に跳ね上がったんだそうです。


売り上げ6倍! 商品はなにも変わっていない。
パッケージのキャラクターを目立たせただけの変更でですよ。


その後順調に売り上げを伸ばし、表題の数字になったようです。


柔軟剤や洗剤と言ったコモディティー(汎用品)市場で、
コモディティー(汎用品)ぽくないデザインで差別化した
と言えなくはないですが、やはり見るからに楽しそうだったのが
よかったのではないでしょうか。


キャラクターがクセのない
ティティーベアをベースにした子グマのデザインで、
ファーファというネーミングとともにフワフワのイメージで、
柔軟剤にマッチしていたというのは大きいと思います。


私はこのメルマガで常々、キャラクターは世界観だと書いていますが、
ファーファはこれを見事に体現したと言えると思います。


コーポレートサイトですが、徹頭徹尾世界観を大切にしています。

NSファーファ・ジャパン

Twitterによるマーケティングでも人気があるようです。


ファンによる2ちゃんねるの書き込みをまとめたサイトもあります(笑)


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:54 | Page Top ▲

キャラクター販促351 分散と集中

このところ書いていることが「別にキャラクターでなくてもいいやん」
と言われそうな内容だったので「それでもキャラクターなんだ」
という理由を説明しますね。


例えば広告。


チラシ、新聞、ラジオ、テレビ(意外と知られてませんが、
地方局やケーブルテレビならチラシを1回打つ程度の費用で
ローカル番組に毎週広告を出すことができます)、DM、ミニコミ誌、
タウンページ、駅貼り、立て看板、ティシューなどのバラマキ、
ホームページ、メールマガジン、アドセンスetc…


多くの媒体がありますね。


特に新規の集客を行う場合は、1つの媒体に集中的に広告を出すのではなく、
いくつかの媒体に分散して広告を出す必要があります。


もちろん、予算を何倍もかけろという話ではありません。


1つの媒体に集中した場合、その広告が失敗したら
一気に集客が厳しくなるからです。


しかし、複数の方法で同時に集客を行なうと、
1〜2つの媒体が失敗しても、他の方法で成功する可能性が残ります。


ただしここで問題があります。


違う媒体に広告を出した場合、お客様にそれが同じ店(会社)だと
認識してもらえるでしょうか?


予算がふんだんにあって、どんな媒体でも同じ広告を出せれば別ですが、
小さなスペースだったりすると厳しいですよね。


まして、カラーだったりモノクロだったりすると、
余計に印象が変わってしまいますから。


そこでキャラクターです。


コレまで散々書いてきた様に、キャラクターは認識されやすいのです。
見過ごされがちの小さな広告でも目に留まる確率が高くなります。


そしてそのキャラクターを新聞の折込チラシで見かけ、
数日後、配っていたティシューを受け取ると同じキャラクター、
これで完全にお客様の印象に残ります。


あとはあなたの商品やサービスが気になったら、行動に移されるでしょう。


そんなの同じ写真でもマークでも一緒だろう?
そう思ったあなた、日立のマークを覚えてますか?


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 11:18 | Page Top ▲

キャラクター販促350 場違い

みなさんはロフトという大型販売店をごぞんじでしょうか?
東急ハンズなどと同じような都心部にある、あらゆる雑貨を扱う店です。


ホームセンターなどと違うのはその品揃え。
とにかく多品種で驚くような趣味性の高いものまで取り揃えています。


例えば靴関係なら補修用品として革靴の踵や底は当たり前として、
スニーカーのすり減った踵を修復する樹脂(?)まで売っています。


以前は道具も揃えれば、靴を一足つくることもできました。
実際に渡しはモカシンを作ってカミさんにプレゼントした記憶があります。


その総合雑貨店のようなロフトが、最近、
食品を取扱い始めて話題になりました。


私も日経MJで知ったのですが、お茶やフリカケなどの足の長い商品を
お弁当箱と一緒に売っているのだそうです。


まぁ、確かに都心部にあって、ランチタイムに暇つぶしに訪れる
サラリーマンやOLも多いでしょうから、扱っても不思議ではありません。


しかし、そこは趣味性の高い商品を取り扱うロフト。
扱っている食品に徹底的にこだわっています。


千葉県の業者が手掛ける「ゆずこしょうふりかけ」、「長崎皿うどん」
「黒毛和牛」など地方発の珍しいふりかけなどをそろえ、
お茶では静岡県の製造元と和紙でできたような風合いの紙製パッケージを
共同開発したのだそうです。


昼食時の職場などで会話が弾むような品ぞろえに拘ったわけです。


確かにロフトで弁当箱を買うような人は、
かなりこだわりを持った方でしょう。


そういう方がこういうお茶やフリカケを手にすれば、
同僚などに自慢げに話しする所を想像してニンマリしているに違いありません。


実際に食品だけでなく、お弁当関連の商材も売上が上がっているようです。


人は楽しくなると財布のひもをゆるませて、
買う予定の無かったものまで買ってしまいます。


今時、クロスマーチャンダイジングは当たり前です。


もっと意外性のある組み合わせを考えて、
お格様がワクワクする売り場を作りましょう。


えっ? なんでこんな所にこんな商品があるの?
とお客様に思わせたら成功です。


その理由はちゃんとPOPでキャラクターに説明させましょうね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 10:06 | Page Top ▲