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キャラクター販促327 身代わり

11日の朝日新聞千葉県版に面白い記事が載っていました。


【「悪チーバくん」世界を漫遊】というタイトルで、
成田山新勝寺の参道沿いにあるカフェのイメージキャラクターのぬいぐるみが
店を訪れた飛行機の外国人クルーと一緒に、海外旅行を繰り返している
という話題です。


このぬいぐるみは、オーナーの奥様が開店時に手作りで作ったもの。
普段は店の入口付近の椅子に座って、「OPEN」の札を首にかけています。


赤い犬のぬいぐるみで悪そうな顔をしているので、
子供たちからは「悪チーバくん」とあだ名を付けられていますが、
正式名称は「エリック」。公募で名前を決めたのだとか。


そのエリックが海外旅行を繰り返しているきっかけは
常連客が韓国旅行に連れていったこと。


その時の写真を店内に飾ると、客の1/3をしめる外国人クルー達が
相次いで外国に連れ出すようになったそうです。


その思い出の写真が店内のボードに飾られ、話題になっています。


これはとても参考になりますね。


ぬいぐるみを通してお客様との親密な交流ができますし、
その時の写真を掲出することで、他のお客様との話題にもなります。


お客様に貸し出すまでしなくても、、自分たちが旅行にいく時に連れて行って、
記念撮影してくるだけでも話題になります。


いかがでしょうか?


ぬいぐるみたった一つでこれだけの効果が生まれる。
キャラクターも工夫次第で、まだまだお客様との仲介役に
役立ってくれるということですね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 00:43 | Page Top ▲

キャラクター販促326 変化

前回、視覚的に驚くような体験を提供すると良いという話をしましたが、
わかりやすく説明するために視覚を出したのです。


本当は視覚以外にも効果があります。というか全ての感覚で可能です。
どういうことかというと、人は感情が変わるためにお金を使うのです。


言い換えればいい気持ちを経験したくてお金を払うということ。


私が車を買ったのも、自動車という道具が必要だからに違いありません。
しかし、すぐに買うつもりがなかったのに即決したのは、
驚くほど安い提示価格があったからです。


見に来ただけのつもりが、買い物に来たという感情の変化があったんですね。
それで一気にディーラーの罠というか本当の商談になってしまったんです。


ここで誤解しがちなんですが、安売りをしろということではありません。


私はお金を払うという痛みよりも、
いい買い物をしたという感情が勝ったからサインをしたのです。


ぶっちゃけた話、いくら安くても私が自動車に求めている機能がなければ
買いませんでしたし、ディーラーの対応が悪くてもサインはしませんでした。


逆に少しくらい高くても、もう少し考える時間は必要だったとは思いますが
(悩むのもまた楽しいですしね)きっと買ったでしょうね。


人の感情を変化させるのはお金だけではありません。


例えば外房のとあるホテルは地元の漁協と提携して、
一泊して翌早朝海岸で底引き網体験ができます。
夏には沢山の親子連れで賑わっていました。


ある電気屋は大型家電製品購入したら、
ちょうど一週間後に様子伺いの電話がかかってきます。


ディズニーランドでは子供がキャスト(職員)に道を訪ねたりしたら、
キャストはポケットから小さなシールを取り出して子供にプレゼントします。


単純に「商品」と「代金」を引き換えるだけなら、
そこに「人」が介在する必要はありません。


それこそ通信販売だけで全てが賄えますよね。


そこに人が介在する理由こそが、
人にしかできない感情の変化を与えることだと思います。

参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 15:18 | Page Top ▲

キャラクター販促325 視覚

私が南房総に出かけた目的は紅葉よりも「波の伊八」と呼ばれる
江戸時代後期の彫師の彫刻を見ることでした。


この伊八、世界の美術史に大きな影響を与えた北斎の富嶽三十六景
「神奈川沖浪裏」の元絵となる寺の欄間彫刻を残しています。


それをJR東日本が見つけて来て、広告に使ったことで有名になりました。


その広告を見れば、美術や神社仏閣に興味のある方なら、
間違いなく見に行きたくなると思います。


実際、そのお寺は最寄り駅から自動車で30分程かかる不便な所にあるのですが、
かなりの集客(?)に成功したようで、本堂や山門など、
新築かと見間違うばかりに修復されていました。


今行くと、ちょっと商売気が前面に出すぎていて残念な気がしますが、
それは別としても、視覚で驚くような珍しい経験を提供すると印象に残り、
話題にも登りやすい、ひいては集客にも役立つということですね。


諸説ありますが、一般に脳が処理する五感情報の8割〜9割が資格情報だとか。
つまり、音や匂いを否定するわけではありませんが、
視覚のほうが効果が高いということになりますね。


もちろん伊八の彫刻のようなものはそうそうありませんが、
そこはキャラクターを上手に活用すれば可能です。


ポイントは視覚的に驚くような体験を提供すること。


例えば看板にだけキャラクターを描くのではなく、
お客様の目に付く所全てにキャラクターが存在するようにするなどですね。

参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 21:51 | Page Top ▲