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秋元康の仕事学というよりも

『秋元康の仕事学』
秋元康の仕事学
Amazonより

書店で偶然見かけて衝動買いしてしまいました。
ホントは以前、『別冊カドカワ 総力特集 秋元康』を見かけて、
中身が濃そうだったので、後日そっちを買うつもりでした。


しかし値段も1050円だし、取材力に定評のあるNHKだし、
買っておいて損はないかと。

正直に言うと、映像を本に起こした様な感じ。
秋元氏が語っておられる内容は深いんだけど、
なんかサラッと読めてありがた味がないというか。。。

「成功とは98%の運と、1%の汗と1%の才能である」とか
「成功は手を目一杯伸ばした指先の1mm先にある」とか
「壁は乗り越えないで横に動くとどこかで向こう側に回れる」とか
名言もいっぱい。

それでいて、「人生に無駄は無し」とか「縁を大切に」とか
肩の力が抜ける言葉も沢山入っています。

その辺、分かりやすすぎるからありがた味を感じないのかしら?

そして、秋元氏の企画の立て方、そして人脈の作り方、
信用の作り方などは、実に個性的で興味深い。

しかし、仕事学というよりも人生論というか、
自己啓発書に近い内容だとも思う。

一人さんの書いていることを言い回しを替えて書いている感じ。

また、各章の終わりに勝間和代との対談が掲載されているんですが、
まるっきり真逆の発想方法をなさるんで面白い。

どっちかって言うと勝間さんの考え方が従来の発想法で、
秋元氏の発想法が一人さんの法則に近いような気がする。

『秋元康の仕事学』は2時間も有れば読める本なので、
手元に置いて何度でも読み直したい本ですね。

Posted by born1963 : 14:11 | Page Top ▲

キャラクター販促308 解った気になる

先日、30歳代の女性担当者からお仕事のご依頼を受けました。


ターゲットは「30〜40歳代の女性、ビジネスウーマン」ということで、
機能訴求や情緒訴求など4つの切り口でご提案したのですが、
どうもご担当のお気に召さない印象でした。


我々がご提案したのは、大人の女性ですので、ある程度振り幅をもたせつつ、
割とシンプルに落ち着いた印象に仕上げたものでした。


その後2〜3回のディスカッションを経て、
どうやら彼女がご希望なのは、ピンクにレース模様の背景に、
星がキラキラ輝いているような、デコラティブなデザインだと分かりました。


私の感覚ではああいうキラキラしたデコラティブなデザインは
雑誌なんかを見ても、10代〜20代前半くらいまでと思い込んでいました。


しかし、ご担当の女性はまさにターゲットにピッタリの30代女性。
しかもバリバリのビジネスウーマンです。


つまり私は解った気になっていたんですね。
これは非常に勿体無いことです。


解った気になると言うことは、自分で世の中を狭くしていることです。


例えばこのメルマガを読んでいる方でも、
キャラクターを作って利用している方は非常に少ないでしょう。


理由は色々あるでしょうが、この「解った気になっている」
という方も非常に多いのではないでしょうか?


このメルマガは同業者の読者も結構いるのですが、
その方たちにしてもご自身や会社のキャラクターはないのではありませんか?


以前、ミリオンセラーの「GoodLuck」という書籍の仕掛け人で
コピーライター(業界では先生です)の岡部さんと
お名刺を交換する機会がありました。


その岡部さんの名刺には、大きくイラストレーターの
スージー甘金さんデザインのキャラクターが入っていました。


コーヒーカップと像のあいの子のようなデザインで、
自らの鼻で頭の中のコーヒーを飲んでいるのです。


「知恵」を「たつき」にするという意味と勝手に受け取ったのですが、
外国人には評判がいいとおっしゃっていました。


解った気にならずにやって見る。
非常に重要なことだと思います。


ちなみにそのためにはどうしたらいいか・・・次回に続きます。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 14:06 | Page Top ▲

キャラクター販促307 戻す

このところ、「こだわり」から「物語」が生まれ、
「物語」から「キャラクター」が生まれるという流れを説明してきました。


そして今度「キャラクター」が生まれたら今度はどうするのか?
ということが気になりますね。


実はキャラクターが生まれたらもう一度「物語」に戻すのです。


物語に戻すというと分かりにくいかもしれませんが、
要は、完成したキャラクターを物語の中に組み込んでしまうんですね。


そのキャラクターの設定にもよりますが、
例えば商品の役をさせるとか、
もっと単純に物語の語り部になってもらうとかですね。


それをPOPやチラシ、ニュースレターなどで展開するのです。


ちょっと試してもらいたいのですが、
あなたの本棚の前に立って、ぱっと見つけたビジネス書の背表紙だけを見て、
その本の概略を思い出してみてください。


今度は小説で同じことをしてみましょう。


きっと小説のほうが内容を覚えていたと思います。
つまり、「物語」には消費者の心の奥底に訴える強い力があるのですね。


ではさらに、今度はマンガ(単行本)の背表紙見て
その本の概略を思い出してみてください。


きっと小説よりも細部まで覚えていたでしょう。


つまり単なる物語よりも、それにビジュアル(キャラクター)が
くっついていたほうがはるかに理解されやすいということですね。


是非、試していただきたいと思います。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 20:55 | Page Top ▲

キャラクター販促306 萌絵

ちょっと気になる話が入ってきたのでご紹介しますね。


萌絵というのをご存知でしょうか?


まぁ、俗に言う「萌えキャラ」というか、そういう少女漫画風で、
なおかつ男性に支持されるカワイイ系のイラストです。


222号でご紹介した寺院の他、お米(あきたこまち)や、
最近では切手などにも使われています。


その萌え絵の第一人者、あきたこまちなどの絵を描いた西又葵さんが
なんとアメリカのディズニーと提携して、
ディズニープリンセスと呼ばれる一連のキャラクター
(白雪姫とかティンカーベルとか)を萌え絵で描く事になったそうです。
→ http://aoinishimata.jugem.jp/?eid=2987


ディズニーと言えば版権に厳しい会社で、
自社のキャラクターのイメージを非常に重視しているのは
みなさんご存知の通り。


そのディズニーが萌え絵ですよ!萌え絵!


まぁ、正直言ってディズニーのプリンセスは可愛くないと思っていたので、
西さんの絵には興味がありますが、そんなことよりも
ディズニーの英断に驚きました。


日本人はキャラクター好きだと言われていますが、
海外でも想像以上に日本のキャラクターが
受け入れられているのかも知れませんね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:44 | Page Top ▲

キャラクター販促305 ベタ

物語が生まれればそこからキャラクターは生まれるわけですが、
これが結構難しいんですね。


イラストレーターにアイデアを出してもらっても、
結構、難しく考えちゃう場合が多いんです。


かくいう私もしょっちゅう袋小路に入ってしまいます。


そう言う場合は、その前の段階で選択を間違えているんですね。
いったん引き返して違う選択肢を探すわけです。


例えば私が作った「キャラクター制作サービス」のサイト


ここのキャラクターはメドゥーサです。


なんでメデゥーサかというと、このサイトで作ったキャラクターが、
メドゥーサ同様「美しく」「見るものを虜にする(石にする)」ことが
できるようにって事なんです。


が、分かりにくいですよね?
考え過ぎでした。


キャラクター制作サービスなんですから、単純に絵描きにすれば
もっと分かりやすいものになったでしょう。


ベレー帽でも被せておけば絵描きの記号として分かりやすいですね。


いろいろ考えられますけど、キャラクター制作サービスだから絵描き
これくらいベタな方が親しみが持てます。


ただ、これだとヒネリがないというか、話が広がらないのなら、
もう一つの要素を加える(例えば動物にしちゃうとか)か、
漫才のボケとツッコミみたいにもう一つキャラクターを作ってしまうのです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 01:52 | Page Top ▲