トップページ > 2009年01月

キャラクター販促181 ヒール

『地球が静止する日』という映画を見に行ったときに、
ちょうど09年春公開の『ヤッターマン』の予告編をやっていました。


ヤッターマンを撮らないと死ねないとまで公言する
三池崇史監督だけあって、原作に対する愛情は相当なもの。
予告を見る限りにおいて、良くできていました。



予告では巨大メカもヤッターマン1号の櫻井翔くん、
2号の福田沙紀ちゃんもイメージピッタリでした。


しかし、肝心のドロンジョ様が出てこないっ。


あの特徴的なマスクの一部分が映ってすぐ、
「次回ドロンボー一味登場」ってテロップが出ておしまいです。


次回登場って、予告編を見るために映画館に行けるかいっ!
とひとり画面に突っ込んでました(笑)


これは自動車の広告なんかでもよくやるティーザー広告という手法で、
お客様の期待感を煽る広告手法です。


ところでこの話でなにか気付きません?


そう。ドロンジョをティーザー広告に使うということは、
ユーザーは当然、ドロンジョを期待しているだろうと
製作者サイドは思っているということなんですね。


つまり真の主役は実は、悪役であるはずのドロンジョ様だということですね。


それはキャスティングを見ても明らか。
主役のヤッターマン1号には嵐の桜井君ですが、
ドロンジョ様は数々のドラマ映画で主演してきた深田恭子さん。


勢いはともかく、実績の面では明らかに深田さんの方が上です。
ポスターの名前の大きさを見ても、ヒロインはヤッターマン2号の
福田沙紀ちゃんではなく、深田恭子さんです。


ではどうしてそれほどまでに悪役なのに人気があるのでしょうか?


それは、以前121号でも書いたのですが、
悪役というのは人間の欲望の現れだからなんですね。


自分たちがやってみたいけど、世間の手前行動に移すことができない。
それを悪役たちは代わってやってくれるわけです。


だから善玉よりインパクトの強いキャラクターになるのす。


さらにもうひとつ言えるのは、悪役だとお色気を持ち込めるんですね。
そしてセクシーな女性というのは、男性だけでなく女性からも人気があります。


実はこの映画でも、深田さんのコスチュームは胸元が大きく開いた
胸を強調するデザインです。さらに入浴シーンもあるようです。


いい悪役(?)キャラはストレートに欲望を刺激します。


そしてお客様の欲望を刺激すると
お客様の財布の紐を緩めさせることができるのです。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 14:52 | Page Top ▲

犬飼ターボさん5冊目の本

『天使は歩いてやってくる』

この本の主人公は実はまだ成功していないどころか、 社会的敗者の引きこもり野郎。


それが奇麗な女の子の気を引きたくて成功者のふりをして
その女の子に成功法則を教えるってストーリー。


ここで書かれている19のレッスンは特別なものではなく、 普通にあちこちの成功法則の本に書かれているものです。


だから取り立てて珍しいものでもなんでもないんですが、
とにかくシンプルで、わかりやすいのがいいですね。
ですから、実行しようと思えばすぐにできます。


ただ、19個は多いなぁ(苦笑)


本としての読みどころは、成功を目指してレッスンを受ける女の子は
教えを忠実に守って行動し、本当に成功していくんですが、
教えている主人公の方は、頭でっかちで行動できずにいます。
その差がだんだん現れてくるのも面白いところです。


なによりも、その頭でっかちの主人公の心理描写が秀逸で、
実際に行動できないときは、あんな言い訳を考えているし、
ああいう不安も感じています。


きっと作者の犬飼氏も、今のポジションを築く過程で
同じような経験をしてきたのでしょうね。


そういう意味でもきっとこの本は机上の空論ではないと思います。
『天使は歩いてやってくる』は、成功小説としてだけでなく、
普通の青春小説として読んでも面白いですよ。是非。


Posted by born1963 : 12:55 | Page Top ▲

キャラクター販促180 寿命

先日、ついに「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」
発売されましたね。


『ターミネーター』はご存知の通り、今から25年も前の大ヒットSF映画。
ボディビル出身のアーノルド・シュワルツェネッガーを
一躍スターダムに押し上げた映画としても有名ですね。



実際にはあの映画でシュワルツェネッガーは前半しか出ておらず、
後半は機械の骨格だけになったターミネーターが出てくるのです。


しかし、あのあまりにも躊躇の無い悪役ぶりに人気が爆発し、
シリーズ化されることになりました。


大学生だった当時、映画館で見たのですが、
どちらかというとB級娯楽作品といった扱いで、
上映館もそれほど多くなかったと記憶しています。


それはさておき、このターミネーター、現シリーズはテレビ映画で、
シュワルツェネッガーは出演しておりません。


にもかかわらずシリーズは大ヒット。
映画化されることになりました。


近々制作される映画版の4にはゲスト出演するかという噂もありますが、
彼の出世作でありはまり役だったはずのターミネーターという
キャラクターが、彼を抜きにしても成立してしまっているのですね。


これはターミネーターというキャラクターが
単に俳優シュワルツェネッガーの能力として人気がでたのではなく、
ジェームス・キャメロンの設定したキャラクターが秀逸だったといえます。


実際、このテレビシリーズではキャメロンの世界観をリスペクトし、
彼がメガホンを取らなかった映画3作目はなかったことになっており、
2の続きとして描かれ、結果大ヒットするわけです。


ということは、一度作ったキャラクターが認知されると、
その世界観を守っている限り、長く人気を博し続けるということですね。


そのことは齢70歳を超えるミッキーマウスを見ても明らかです。
日本のキティちゃんも40歳を越えたはずです。


これはキャラクターを使う私たちにとっても大きなメリットですね。


一度キャラクターで認知を獲得すれば、
いつまでもお客様に覚えていただけるということになるのですから。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 12:50 | Page Top ▲

普通の人がブランドを確立し、成功を加速させるには?

『スピード・ブランディング』

内容的に著者のオリジナルはほとんどありません。
どっかで聞いた事のある話ばかりです。
『パーソナルブランディング』の焼き直しという感じですね。


USPの探し方、プロフィールのストーリー化、オリジナルの肩書きや名刺、
ブログやメルマガの活用など、これから起業する人には参考になるでしょう。

ただ、ここに書かれてある程度のことは、
ある程度の情報リテラシーのある方なら既にやっていることです。
かくいう私もブログ、メルマガ、自分名刺、その他、色々やっています。
出版だって果たしました。

でも、ブランディングができているとは言えない。

おそらく、少しずつ何かがずれているんでしょう。
あるいは少しずつ何かが不足している。

それはきっとこの本の行間にあるのではないかと思います。

この本を読んで具体性に欠けるとか、即効性がないとか言うのではなく、
著者が語らない、気づいていない癖や習慣にこそ、成功の秘訣があると考え、
著者のやっていることに注目したいと思います。

Posted by born1963 : 16:42 | Page Top ▲

キャラクター販促179 行動する人しない人

私はお正月の元旦、2日と大阪に帰省していたのですが、
親類の話を聞いていて、考えさせられることがあったので、ご紹介します。


まずは叔母の話から。


彼女は漬物を作る仕事をしているのですが、
ネット販売に興味を持っています。



やはりメーカーが流通を通さずに商売するというのは、魅力があるのでしょう。
知り合いはYahoo!ショッピングで○万円売ったとか、
楽天はどうかなど、色々話をしています。


これは2年くらい前から会うたびに聞く話で、
私も当初、色々と相談に乗っていました。


ところが、いまだにパソコンすら購入していない有様なので、
最近はハイハイと適当に相槌を打っています。


方や義兄は、昨年帰ったときには、どこからか古いパソコンを持ってきて、
ネットオークションで不用品の売買を始めました。


今年帰ったときには、最新のパソコンで商売していました。


さらに、いくつかのネットショップで蟹を購入し、
(それが私たちへのご馳走だったのです)
それぞれの対応やサービスを比較して、自らの商売に生かそうとしています。


去年までは、色々と私に質問をしていましたが、
今年は叔母がネットの件で私に質問しようとすると、
「後で教えたるから」と、義兄がさえぎってくれるようになりました。


実際、普通にパソコンの話ができるようになっていて、
数年前に、パソコンがあればテレビ電話だってできるんだと言う話を
「古い人間やからわからへん」と言っていたのが嘘のようです。


今年はまだ、CD-Rに焼いたデータは数年毎に移し替えないと
読めなくなるよと、アドバイス(苦笑)することができましたが、
おそらく来年あたりは、逆にネット販売のノウハウを
教わることになるんじゃないかと今からワクワクしています。


叔母も義兄もパソコンとは全く無縁の世界で生きてきて、
最近になって、自分の商売に生かそうと考え出した人です。


ただ、叔母は不安が先立って行動できなかった。
逆に義兄は、最小限度のリスクで行動し始めた。
(なにしろ最初のパソコンはもらい物のWindows98だったようです)


その違いが、実際に利益を上げられるようになるか否かの違いとなって
今、現れているのだと思います。


さて、私も義兄を見習って、まずは行動する習慣を身につけようと思います。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 16:36 | Page Top ▲