トップページ > 2008年08月

キャラクター販促160 「イメージ」の種

今回は前回の続きです。前回は、上にも書いたとおり、
「お客様に商品を購入してよかったという満足感をイメージさせる」
といいということを書いたわけですが、それを知るためには、
「なぜ商品は売れるのか?」をちゃんと根底から理解する必要があります。


どういうことかと言うと、売買というのは、
「お互いが必要と感じたから、商品と貨幣を交換する」ということです。


お客様は自分のため、または進物のように他の誰かのために
「必要と思った、または、欲しいと思った」ものだけを買います。


ということは、売ろうとして売れるものではないということ。


「お客様に商品を購入してよかったという満足感をイメージさせる」
と言っても、あなたが売ろうという意識でやったものはダメなのです。


そういうのも、全部「誰のためにやっているのか?」なんです。


「お客さんのために!」と本心から言うならば、
すでにやれている、または、やろうとしていると思うんですね。

・・・となると、少しは売れていないとおかしいんです。


「お客様に商品を購入してよかったという満足感をイメージさせる」
と言うのは、「それを扱っている理由を考えなおしてみませんか?」
と、いうことです。


なぜ、その商品を扱おうと思ったんでしょうか?


そもそも、その商品を取り扱おうと思った理由には、
何か「これはお客様に提供してさしあげよう!」
と思った理由があると思います。


それこそがお客様が「お客様に商品を購入してよかったという満足感」
なのだと思います。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 18:11 | Page Top ▲

自己啓発書の取扱説明書

『成功本はムチャを言う!?』

著者の新田氏は教員出身のセラピスト(メンタルトレーナー?)。
その経験から、今流行っている自己啓発書(成功本)を読んでも
多くの人が成功できない理由を分析し、その対処方法を紹介しています。


ま、一言で言ってしまえば、成功本に書いてあることは
著者が経験したことであって、そのまま鵜呑みにするのではなく、
個々人の個性にあった方法に昇華して実践しなさいってことです。


当たり前と言えば当たり前のことなんですが、
じゃあ、無意味なのかというとそんなことはありません。


例えば、個々人のパーソナリティを4つの性格傾向に分類し、
それぞれの性格傾向別にノウハウへのアプローチ方法を紹介しています。


『成功本はムチャを言う!?』


特に成功本に多いのが、目標を明確にして締め切りを決めて努力する
というのがありますが、これは特定の性格傾向の方には有効ですが、
それ以外の方には向かい無いのだそうです。


そういえば、斉藤一人さんの本には目標を明確にしろと言う様なことは
書いていませんね。きっと一人さんの性格傾向が違っているのでしょう。


この本を読めば、自分や成功本の著者の性格傾向がわかりますので、
自分にあった著者を見つけることができます。


700円170ページほどの薄い本ですから、気軽に読んでみてはいかがでしょう。


『成功本はムチャを言う!?』


きっと目から鱗が落ちることでしょう。

Posted by born1963 : 18:07 | Page Top ▲

キャラクター販促159 人はイメージによって・・・

◆人はイメージできた映像によって、突き動かされる。


今年も8月15日がやってきました。


普段、戦争なんて意識することはほとんどないのですが、
この時期になるとやはり意識せざるを得ません。


そして、そのときに思い出す1枚の写真があります。



その写真はナチスの残虐さを物語る写真なのですが、
死体の山が写っているわけではありません。


人の何倍もの高さのある眼鏡の山が写っているのです。


はじめは写真に写っているものが何かわからなかったのですが、
眼鏡とわかって、一瞬の後、恐怖がやってきました。


細かく説明することはしませんが、直接的な描画(この場合は死体)より、
その写真からイメージした映像の方が何倍も心に残ります。


直接そのモノを見せられるより、そのモノをイメージさせた方が
強く心に訴えることができるということです。


これはこういう報道写真に限ったことではありません。
私たちが考える販促に関することでもそうなのです。


一番わかりやすい例がキャッチコピー。
有名なキャッチコピーにピアノコピーというのがあります。


「私がピアノに腰掛けると、みんなが笑いました。
 ところが、私がピアノを弾き始めた途端・・・」


伝説の広告人ジョン・ケイプルズ氏が生み出したコピーですが、
生み出されて60年以上経つ今も類型のコピーが数多くの効果をあげています。


他にも、「 リペア(修理する)」を「フィックス(元通りに. する)」
と言い換えただけで、反応率を2割アップさせたそうです。


ね、コピーからイメージが湧くのは共通しているでしょう?


ビジュアルも一緒です。


商品そのものの写真より、それを購入してよかったという満足感。
それをイメージできるものを考えましょう。


参考になれば幸いです。


それでは、また。

Posted by born1963 : 17:15 | Page Top ▲

キャラクター販促158 ヒール

日本でもヒットしそうな「ダーク・ナイト」ですが、
この宣伝用の駅貼りポスターや電車の中吊りが面白いのです。



真っ黒な紙面の真ん中に悪役ジョーカーの顔のどアップ。
主役のバットマンはジョーカーが顔の前にかざしているトランプに
小さく入っているだけです。


他にも夜のゴッサムシティに手にカードとナイフを持って
紫のスーツで立つジョーカーの後ろ姿のポスターがありますが、
そのポスターにはバットマンの姿がありません。


もちろん、バットマンが主役のポスターもあるのですが、
どうみてもジョーカーのポスターの方が目立ちます。


ちょうど137号でご紹介したヤッターマンの中吊りと同じ
悪役が影の主役というパターンですね。


今回のバットマンの映画「ダークナイト」はジョーカー役の
ヒース・レジャーの遺作ということもあるのでしょうが、
バットマン以上の注目度です。


ジョーカーに限らず、ダースベイダー、レクター博士、
悪役キャラクターは人気を博することが多いのです。


じゃあ、なぜ、悪役キャラクターは人気があるのか?


121号でも書きましたが、それがわかれば、
販促キャラクターに取り入れることができるかもしれません。


悪役キャラクターに人気があるのは、
私たちが社会生活を営む上で自分を抑えている部分、
我慢している部分を代弁しているからです。


ある意味、人間の欲望の表れと言っていいかもしれませんね。
これが欲望を前面に打ち出さなければ悪役にはならないのです。


例えば、この前も世界タイトルを防衛したボクシングの内藤選手。
あの最強チャンプ、ポンサレックに二度も勝っているのですから、
弱いはずはないのです。


でも自分はボクシングセンスがないと言い、努力を惜しまない。
優等生なのです。そして優等生は人気を得るのが難しい。
本業以外にプラスアルファの要素が必要です。


内藤選手の場合も、悪役の亀田大毅選手と戦ったから人気が出たのです。


逆に亀田興毅選手は「俺は強い」と言い切り悪役になりました。


そしてマッチメークに色々言われますが、勝ち続けることで、
人気を博していきました。それが悪役キャラクターなんですね。


内藤選手と同じ階級の坂田選手もチャンピオンですけど、
内藤選手のような朴訥さや奥様に生活費を出してもらっていたとか、
プラスアルファの要素が少ないので、人気の面では劣ってますね。


その点、悪役は圧倒的に秀でたものが1つあればいい。
そしてその秀でたものを堂々と誇示すれば、
謙遜が美徳といわれる日本では立派な悪役になれるのです。


ただし悪役は他者を貶めてはいけないんですね。
そして社会が許容する範囲を超えてはいけない。
そんなことをすると一気にお客様は引いてしまいます。


亀田一家が一気に人気を落としたのは、大毅選手の反則行為が決定打でした。


興毅選手も1階級下の王者決定戦で、どう見ても負けていたのに、
なぜか判定勝利を得たときから批判の声が大きくなりました。


それ以前から対戦相手に対する失礼な言動(他者を貶める行為)に
批判的な声もあったのですが、まだ許容されていました。


ともにボクシングというルールのある世界で、
明確なルール違反をした(社会が許容する範囲を超えた)からですね。
(興毅選手は反則ではなく八百長疑惑)


そういう注意点を踏まえれば、悪役は人間の欲望の現れですから、
善玉よりインパクトの強いキャラクターが作れると思います。


なぜなら、いい悪役(?)キャラはストレートに欲望を刺激します。
そして欲望を刺激するとお客様の財布の紐を緩めさせることができる。。。


それは、メタボとか成人病予備軍とかで、トクホとかが売れている一方、
メガマックなどの高カロリー食品がヒットしていることでも明らかですね。


参考になれば幸いです。

Posted by born1963 : 11:43 | Page Top ▲

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Posted by born1963 : 01:16 | Page Top ▲