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キャラクター販促060 楽しいキャラクター販促

ひょんなところから仕事が舞い込んできて、
余計に忙しくなってしまいました。土日も仕事です(-_-;)


急に舞い込んだ仕事というのは、
某有名企業のキャラクター販促のお手伝いです。


この会社の商品は、おそらくみなさんもご存知の超有名なもので、
そのキャラクターもよくご存知でしょう。


そのキャラクターが誕生したのが1996年といいますから、
もう10年も販促に使っているんですねぇ。


私がカーコンビニ倶楽部でキャラクター販促をやる以前からのベテランです。


依頼は年末に発売される新商品の店頭POPのアイデア出し。


同業の方はご存知かもしれませんが、店頭POPというのは、
アイデアが出尽くした感があり、目新しいものをどこもが求めているのです。


お取引先が大手代理店より依頼を受け、社内だけでは難しいということで、
私のところに依頼が来ました。


普通なら目新しいものを作るというのは非常に難しいのですが、
キャラクターがいるおかげで、アイデアがどんどん湧いてきます。


私自身がキャラクターが好きだということもあるのですが、
誕生から10年も経って、キャラクター(性格等の意味)が立っているので、
あいつならこんなことをやりそうだとか、こんなことをさせたら面白いとか、
キャラクターの動作を考えるのです。


そういう動作を表現するにはどうしたらいいか考えると、
おのずと目新しいPOPが出来上がります。


もちろん、POPの構造自体をバラしてみると、
従来からあるのものと変わらなかったり、組み合わせだったりするのですが、
見た目の印象が全然違います。


単純な話、よくある使用前使用後も、
キャラクターにやらせるだけで印象が変わりますよね。


さらにそのキャラクターの性格がでしゃばりだったら?
あるいはシャイな性格だったら?


それぞれの性格をデフォルメするポーズなり演出なりを加えて
使用前使用後をやると面白いものになると思いませんか?


これは大企業の例ですから、予算もふんだんでフィギアを作りましょう、
太陽電池で動かしましょう等、いろいろできますが、
予算が無くても同じです。


フィギアは作れなくても、プリントアウトしたものを
スチレンボードに貼り付けて切り抜くだけでも、それなりの効果があります。


要はアイデアなのです。
そしてキャラクターがあると、そのアイデアが沢山生まれるのです。


是非、実践していただきたいと思います。

Posted by born1963 : 10:45 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

キャラクター販促059 キャラクターへの熱い想い

前回に引き続き今日も書籍からインスパイアされたお話です。
『客は集めるな!〜お客様とのきずなを作る3つの関係〜』


この本にお客様との絆づくりのために書いている会報が載っているのですが、
その一節にアンパンマンの話があります。


どうやら著者の店舗には
アンパンマンのぬいぐるみが沢山置いてあるらしいのですが、
なぜアンパンマンを置いているのかが書かれてあります。


北海道のアンパンマンミュージアムに家族旅行したときに、
アンパンマンの歴史を知り、感銘を受けたのだそうです。


アンパンマンというのはもともと絵本から出発したキャラクターでした。


当初からあの「顔を食べさせる」くだりには、
出版社側からクレームがあったそうです。


私なんかも始めてそれを知った(すでにアニメになっていましたが)時、
エグイことするなぁと思ったものです。


ちぎってでこぼこになった顔でニコニコ笑っているアンパンマン。
初めて見たとき、正直、痛々しい気持ちと気味が悪い思いがありました。


もともとアンパンがヒーローなんていう世界なのですから、
他にももっと不快感を感じさせない解決方法があったはずなんです。


出版社の方も私と同じ思いだったのでしょう。
しかし、作者のやなせたかしさんはそうはしなかった。


そして数年後、やなせさんは擦り切れてボロボロになった
「アンパンマンの絵本」と幼稚園で再会します。


保育士さんの「本が擦り切れるほど子供たちはアンパンマンが好きなんです」
という言葉とともに。。。


その最初のアンパンマンの絵本のあとがきに

「本当の正義というものは決して格好のいいものではないし、
そのために必ず自分も傷つくものです。
そういう捨て身、献身の心なくして正義は行えません。

正義の超人は本当に私たちが困っている飢えや公害などと
戦わなくてはならないのです。

アンパンマンは焼け焦げだらけのボロボロのこげ茶のマントを着て、
恥ずかしそうに登場します。
自分を食べさせることによって飢える人を救います。
それでも顔は気楽そうに笑っているのです。」

と書かれていました。


私はこのくだりを、今読んでも目頭が熱くなります。
児童向けの絵本にここまで深い思慮と、
熱い想いでキャラクターを描いていたのかと。


アンパンマンの声優戸田恵子さんがこのオファーを受けたとき、
脚本を読んで夫の井上純一さんに、
感涙して(本当に涙したらしい)アンパンマンの優しさを語ったといいます。


一流の表現者の豊かな感受性は、敏感な子供の感受性とともに、
アンパンマンの本質を見抜いていたんですね。


翻って自分のキャラクターを見たとき、その想いは足元にも及びません。


このメルマガでも、散々、キャラクターはオンリーワンだ、
ストーリーが大切だ、細部にこそ魂が宿るのだ、と、
えらそうなことを書いてきましたが、恥ずかしくなります。


もちろん私が作るキャラクターは純粋な作品ではなく、
あくまでもお客様のご商売をお手伝いするものです。


しかし、それでもお客様の熱い想いを絵にできるよう
精進しなければと、考えを新たにしました。


もし、この先皆さんがキャラクターを作る機会があったなら、
ご商売に対する熱い思いをデザイナーに伝えてください。


キャラクターのシルエットだとか、モチーフだとかは所詮テクニックです。
本質ではありません。


是非、覚えておいていただきたいと思います。


さて、ご紹介した『客は集めるな!〜お客様とのきずなを作る3つの関係〜』


とてもいい本です。ほんとに広く経営全体を取り上げていて、
全てが人と人との関係作りをベースにしてるのです。


私たちは、どうすればきずなを強くできるのか?と聞かれても、
なかなか明確に答えられません。


だけど、この本にはこの答えが丁寧にいくつもの事例が載っています。
本当に大切な当たり前のことに気づかせてくれる本と言えるでしょう。


ただし、タイトルの「客は集めるな!」は良くない。
単に出版社のマーケティング施策であることは明白で、
それこそ、この書籍で著者が、お客様との関係作りで語っていることに
反することです。出版社には猛省を促したい。


とはいえ、それは著者の責任ではないでしょう。
この本自体は、「ビジネス」を長い目で考えている人にとっては、
おそらくどんな 類書よりも役に立つと思います。


『客は集めるな!〜お客様とのきずなを作る3つの関係〜』


ぜひ、ご一読を。

Posted by born1963 : 02:15 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

爽やかな読後感の類い希なるビジネス書

『客は集めるな!〜お客様とのきずなを作る3つの関係〜』

2代目の坊ちゃん経営者が自らの失敗を経て、 先代の守ってきたことの意味を知る半生記です。


面白いのが、最近のビジネス手法で集客には成功するも
ビジネスには失敗していく過程。


ビジネス書ってのは、割と集客なら集客に絞って書かれてあるし、
経営なら割と近視眼的な経営について書かれてあります。


だからそこに書かれてある失敗も、実は次回への教訓だったみたいな
わりとわかりやすいものなんですが、この本だと、
集客に成功したら、全く違う部分でトラブルを抱えたというように、
複合的で生々しいのです。


この本は、ほんとに広く経営全体を取り上げていて、
全てが人と人との関係作りをベースにしてるのです。


私たちは、どうすればきずなを強くできるのか?と聞かれても、
なかなか明確に答えられません。


だけど、この本にはこの答えが丁寧にいくつもの事例が載っています。
本当に大切な当たり前のことに気づかせてくれる本と言えるでしょう。


ただし、タイトルの「客は集めるな!」は良くない。
この本の趣旨ともそぐわないし、著者の主張とも違う、
単に出版社のマーケティング施策であることは明白で、
それこそ、この書籍で著者が、お客様との関係作りで語っていることに
反することです。出版社には猛省を促したい。


とはいえ、それは著者の責任ではないでしょう。
この本自体は、「ビジネス」を長い目で考えている人にとっては、
おそらくどんな 類書よりも役に立つと思います。

Posted by born1963 : 19:34 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

大脳生理学から見た習慣の効果

『ちょっとした習慣であなたの人生は変わる』


大好きな佐藤富雄先生の新刊です。

例によって口癖理論を展開しているのですが、
今までのものよりポイントが絞ってあって、わかりやすい。


さらに習慣が変えられない人へのアドバイスとして、
新しい習慣を身につけるのが難しいのではなく、
悪い習慣をやめるのが難しいのだと教えてくれます。


言われてみれば確かにその通りで、悪い習慣ほどやめられない。
逆に、一度いい習慣を身につけてしまえば、あとは自動的に脳と体が変わり、
不思議なことにあなたの周囲も変わっていくと本書は説きます。


個人的に気になったのが、RASという脳の機能。
要は興味のないものを選択的に排除する機能らしいのですが、
サブリミナル効果との関連で効果を知りたいですね。


サブリミナルというのは、脳が他に興味が向いている状態で、
30コマに1コマ刷り込みたい情報を入れるとかという程度の
ちんけなものではありません。


人間が他に意識が向いているときに、別の情報を提供する。
そうすると意識の壁をその情報はすり抜けて、古い脳に到達するという理論。


どっちも説得力があるだけに、正確なところを知りたいですね。

Posted by born1963 : 19:31 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

全世界で1400万部以上売れたビジネス書

『ゲリラ流 最強の仕事術』

『ゲリラ・マーケティング』の著者が、教える生き方の指針といった趣です。



仕事術とは書いていますが、実際には週休4日だったり、
仕事だけにとどまらない広範囲の考え方、指針を示しています。


それはとってもユニークで、たとえば「誘惑とは成功である」とか、
「仕事中毒患者はアルコール中毒患者より早死にする」とか、
「成功するのに、不必要な仕事は含まれるべきではない」とか、
「価値が価格より常に重用視される」とか、
読んでいて楽しく、ためになる話が多いです。


確かにこの本に書いてあるような視点で仕事にあたれば、
仕事が楽しいだろうなと思いますね。


ただし、翻訳がわかりづらい。
せっかくのほんの内容が伝わりにくいだけでなく、
同じ箇所を何度も読み返さなければならなかったりで、
結構しんどい。


できることなら、翻訳家を入れ替えて出版してほしい。
その点がちょっと残念な書籍です。

Posted by born1963 : 19:26 | Trackbacks (0) | Page Top ▲