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49キャラクターのタッチ

ゆかいな販促実践会のサイトをリニューアルしたことで、
早速、読者の安西さんからメールをいただきました。

キャラクター製作のヒントになりますので、ご紹介しますね。

引用開始---------------------------------------

改めてHP拝見しました。
HPのナビとか構造とかはチンプンカンプン(おいおい)なので
それについては、もうなにもコメントすることができません。
で、
過去事例をじっくり拝見させていただきました。


藤谷さんってアメコミの影響が強かったんですね。
いやじっくり見てとてもそれを感じました。
コブラとかお好きでしょ?
空山基とか?(漢字間違ってるかも)

-----------------------------------------ここまで

さすがに安西さんはベテランデザイナーだけあって、
ビシッと言い当てておられますが、
確かに私の作風はアメコミの影響が強いです。


ご存じのない方のために一応説明しておきますと、
アメコミとはアメリカのマンガのことです。


古くはスーパーマンやスパイダーマン、近頃ではスポーンなど、
多くのキャラクターを輩出していて、沢山映画化されていますね。


日本の漫画と決定的に違うのは、日本の漫画がモノクロ中心なのに対し、
アメコミはフルカラーが一般的。


しかもコントラスト(明暗の差)が強く、
鮮やかな色使いの派手な絵が特徴です。


で、安西さんは私のキャラクターが、
このアメコミの特徴を備えていると仰っているのです。


実を言いますと、私は日本画を学んでいたので、
デザイナーに成り立ての頃は、イラストレーターのena(エナ)さんのような
細い輪郭線(鉄線描といいます)のイラストを描いていました。
(もちろんあれほどファッショナブルではありませんでしたが)


それが変わったきっかけは、やはりカーコンビニ倶楽部でした。
イラストレーターに発注したけれど、思うとおりの絵にならなかったので、
自分で描いたのですが、幾つかの条件からあの絵のタッチになったのです。


その条件というのは、キャラクターのメインの用途が看板であることから


1.遠くから見て視認性が高いこと。

2.長く使われるので飽きがこないこと。


この2つが大前提としてあり、次に


3.明るく楽しい絵であること。

4.クルマに似合うこと。

という条件(主に販促に使う前提ですね)を加えて考えました。


遠くから見て視認性が高いというのは、強い色と強い輪郭線が必要です。
そして飽きがこないというのは、流行に左右されにくいということです。
つまり、評価が定まっているもの=レトロ と考えました。


強い色と強い輪郭線でレトロな絵となると、
必然的に60〜70年代のアメコミにならざるをえないでしょう。


さらに3&4の条件を加味すれば、なおのことアメコミしかないですよね。


それからも私が販促で作るものは、屋外看板や大形のPOPが多かったので、
アメコミ風スタイルが定着したのです。


つまりは、アメコミが好きだからあのタッチの絵になったのではなく、
デザイナーとしてキャラクターの機能を追求していったら、
あのタッチの絵になったということです。


だって中間調の色を離れたところから見ると、灰色になっちゃうし、
輪郭線が弱ければ形状が分かり難いですからね。

Posted by born1963 : 21:05 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

号外09露天のPOP

今回は号外ですので、ちょっとキャラクターから離れますがご了承ください。
天然記念物の吉高の大桜を見てきました。
私が見たときは残念ながら五部咲きだったのですが、
それでも枝張りが25mという見事な枝ぶりは、小山のようです。


一般的なソメイヨシノと違って、パッと咲いてパッと散る山桜ですから、
なかなか満開に当たることはないのですが、一見の価値はありました。

この桜は個人所有で、畑の真ん中にあります。
見に行くには近くの公園に車を止めて歩いていくのですが、
30分ほどの道のりの途中、近隣の農家がこのときばかりは自家製の農産物、
漬物やお餅などを露天で販売しています。

そんな露天でも流行っている店とそうでない店が分かれていて、
興味深く眺めていました。

流行っている所は、POPがしっかりしていました。
どこもボール紙にマジックで手描きなんですが、
流行っているところはほんの少しだけですが、ていねいです。

我が家は草もちを買ったのですが、隣の露天は「草もち300円」。
私が買ったところは「あん入り草もち300円。賞味期限2日」とありました。

草もちという以上、あんは入っていると思うのですが、
「あん入り」と書いてあれば安心ですよね。

ちょっとしたことなんですけど、それだけで消費者は安心して
財布の紐を緩めるんですね。

ちなみに、だれも近寄らなかった店は値札もありませんでした。

Posted by born1963 : 21:02 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

売れる成功事例集!

【販促アイデア大全集】blog

販促担当者必見!世の中の様々な販促成功事例を集めました。
販促企画のヒントに役立ててください。
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とにかく豊富な事例をご覧下さい。
小さなお店の販促からスーパーやモールにいたるまで。
はたまた、各業種別に、ネットショップにと、数百もの事例があります。

ひとつひとつの記事も、充実した内容で、
サイトマスターの販促にかける意識の高さが感じられます。

「不況だから。」

「仕入れ値が高いから。」

「場所が田舎だから。」

私たちは、うまく行かなくなると、とかく言い訳を考えがちです。
しかし、言い訳ばかり考えて行動しなければ、何も変化はありません。
(これは私自身への自戒のコトバでもあります)

しかし、私たちにはもう言い訳はできなくなりました。
なぜなら、ここに豊富な先人の知恵があるのですから。

言い訳を考える暇があったら、これらの知恵をお借りして、
行動にうつすべきでしょう。

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Posted by born1963 : 00:10 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

48長く広く

前回の号外でマーケティングの入門書として書かれた絵本のことを紹介しました。

『ドクター・オガワに会いにいこう。』

この絵本を手に取った人はわかると思いますが、
絵本の割には文字が多い(苦笑)。

完全に大人向けの絵本です。

47号で書いた大人向けにキャラクターを使ってもいいんだよ
という話の実践版が、偶然にも号外で紹介した絵本だったわけですね。

で、今日はさらに大人向け商品にもキャラクターを使うメリットについてです。

まず、大人が意外とキャラクター好きだというのは、
調査を見るまでもなくハッキリしていたということを説明します。

ミッキーマウスの年齢をご存知ですか?

1928年11月18日生まれで、もう80歳近いおじいちゃんなんです。
ドナルドダックだってもう70歳を超えています。

そして皆さんもご存知の通り、両雄とも現役バリバリで活躍しています。

それだけ長い間、第一線で活躍しているということは、
子供だけでなく年配者にも人気があるということです。

そして去年、一昨年は沢山の70年代アニメが実写でリメイクされました。

子供にだけ人気があったキャラクター(主にPTAのNG。
大抵は暴力的、エッチということ)というのは、
後者のように一時(主要ファンが大人になるまで)
期市場から消える場合が多いです。

逆に幅広い年齢層に支持されているキャラクターは
ずっと一線で活躍しています。

どっちにしろ、相当数の大人のファンがいるということですね。

冷静に考えるとわかるのですがこれは凄いことです。

例えばテレビコーマシャルで芸能人をよく使っていますが、
黒木ひとみさんのように、幅広い年齢層に支持されている方でも、
年齢的なものがありますから、子供からは支持されない。

それだけでなく、人間のことですから嫌いという人が必ず出てきます。

それに対してキャラクターは、先に書いたとおり、
実は大人にもファンがいるように、幅広い年齢に支持され、
そして、なにより嫌われることが少ないのです。

つまり比較的多くの人に親しまれる要素を持っているということ。
これは私たちがキャラクターを使う大きなメリットでもあります。

それから、ミッキーマウスのように長く愛されるためには、
単にかわいいだけのイラストではダメで、人格と呼べるものが必要です。

そこにはストーリーがあり、サブキャラクターがいて、
ひとつの世界ができあがっている必要があります。

そういうコミュニケーションできる要素があるから、
キャラクターは多くの人に好かれ、長い期間愛されるのです。

私たちの仕事の成果も、キャラクターと同じように
多くの人達に支持されるものでありたいですね。

Posted by born1963 : 18:04 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

号外08 あなたには「遊び心」があるか

スゴイ書籍が出ました。
千倉書房という業界では有名な、小さい文字ばかりのお堅い出版社さんから、
たった32ページのマーケティングの「絵本」が発売されました。

『ドクター・オガワに会いにいこう。』

サブタイトルに「はじめてのマーケティング」とあるように、
マーケティングの入門書として大学でも使われている本です。


どちらかというと、新しい知識を得るための書籍と言うより、
自分で考え、組み立てるために必要なマーケティングの見方とか、
考え方を知ったり、再確認するための書籍のようです。

イラストレーターの上田バロンさんが描く
クマロボットのキャラクターがカワイイのですが、
どうして、なかなか骨太な内容です。

分厚くて難しい本だと、途中で投げ出すということもあるかもしれません。
しかし『ドクター・オガワに会いにいこう。』なら大丈夫です。

読み終えたときには、マーケティングの本質みたいなものが
イメージできるようになる構成と内容になっています。

この本を見ていて気づくのは、「客を喜ばせる」とはよく聞く言葉ですが、
眉間にしわを寄せても、「楽しさ」や「癒やし」を感じられる
商品やサービスは生み出せないだろうということ。

時々、このメルマガでも書いていますが、
あなたの心に「遊び心」があるかどうか。
これが成功する販促のポイントです。

人を喜ばせようと思えば、どうしてもこの「遊び心」が必要になるのです。
そして、キャラクターを使うとより一層「遊び心」が湧いてくるはずです。

この「遊び心」を難しくなりがちな「マーケティング」と見事に融合させた、
『ドクター・オガワに会いにいこう。』で実感してみるのもいいと思います。

ちなみに、この「ドクター・オガワ」って、著者の小川教授のことかな?
小川教授は、ディマンド・チェーン経営の研究では世界的に有名な方で、
神戸大学の現役教授でもあられます。

Posted by born1963 : 18:56 | Trackbacks (0) | Page Top ▲