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キャラクターを使った販促の方法を紹介しています。 キャラクターの持つチカラを紐解き、ビジネスに活用しましょう。(マガジンID:0000132694)

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09キャラクターの発注の仕方

とりあえず、前回までに販促に使うキャラクターの作り方を実例を基に見てきました。これで実際にご自身で作ることのできる方はいいのですが、たいていの人は自分には絵心がないと思っておられるのではないでしょうか?

また、そうでなくても、やっぱりプロに任せたいという方もおいでになるでしょう。そういう方に向けて、今回はキャラクターの発注の仕方をお伝えします。


まず、どこ、あるいは誰に頼むのかという問題ですが、できる限り直接描く人に頼みましょう。ネットやタウンページでデザイナーやイラストレーターを調べれば沢山出てきます。

デザイナーの中には絵の描けない人もいますし、イラストレーターの中には自分のスタイルにこだわる人もいて、誰にでも頼めるものではないですが、こちらの趣旨をキチンと伝えれば、できない場合は断ってくれるでしょう。

また、代理店や取引のある印刷会社に頼むにしても、描く人と直接打ち合わせができることが必要です。

なぜなら前回まで見てきたように、販促に使うキャラクターは、単なるイラストではなく、販促の最も訴えたい部分−−商品の特徴であったり、ブランドイメージそのものであったり、そういう目に見えない本質的なモノ−−に、目に見えるカタチを与えたモノだからです。
 ↑すごく重要です↑


そういう微妙な話を間に人を立てて行うのには無理があります。逆に言えば、ちゃんと話ができて、こちらの言うことを理解でき、絵が描ける人ならば学生のアルバイトでもOKです。

ただし、素人さんは悪気はないのでしょうけど、盗作している場合があります。

そのあたりが不安なら、プロに頼むのがいいでしょうね。

さて、頼む人が決まったら、契約関係を決めなければなりません。普通なら発注内容を確認して見積もりということになるのですけど、発注内容自体が非常に詳細になりますので、説明したあとで値段が高いのでキャンセルというのは、あなたも描く人も徒労感が大きいです。

また、こういうキャラクターものの場合、その契約形態によって料金が違ってきます。

一番高いのが版権も全て譲渡するというもの。この場合、あなたは描いてもらったキャラクターを自由に使えます。

一見、あなたにとって都合がいいようですが、非常に高価です。さらにバリエーションを作ったりするときに他の人に頼んだりすると、キャラクターのクオリティが保てないことが往々にしてあります。

次に利用回数、利用媒体に制限をかけないけど、版権は譲渡しないという場合。

この場合、あなたはキャラクターを改変すること(バリエーションを作ったり、ポーズを変えたり、立体にしたり)はできませんが、著作者が認める範囲において自由に使うことができます。価格的にも一番のおすすめです。

あとは、そのつど著作権者と交渉をする場合ですね。これは面倒ですし、長期的に見るとかえってコストが高くなります。

最近聞いた話ですが、キャラクターの制作費を請求しないかわりに、一定期間のチラシなどの制作物を独占的に引き受けるという契約があるそうです。これは一番避けるべきでしょうね。契約期間が終了するとキャラクターは使えないですし、使うためには契約を更新しなければなりません。すると、未来永劫割高の制作費を払い続けることになります。


こういう条件を話し合って、最初にきっちりと契約内容を固めましょう。そうすると、ある程度価格が出てきます。もちろん、キャラクターなんてやったことがないというところに頼むと、あなたの言いなりになる場合もありますが、あまり無理は言わないようにした方がいいですよ。

一度キャラクターを採用したら、少なくとも数年以上はそのキャラクターを使うわけですから、お互いが気持ちよく仕事ができることが大切だと思います。

それにこの問題をあいまいにしておくと、後々問題になる場合があります。たとえばチラシなどにイラストを描いてもらって、それが気に入ったから、キャラクターとして勝手に何度も使ったりすると、後で損害賠償を請求されることもあります。

とくに契約を結ばない場合、1媒体1回の使用の料金です。つまりチラシに使ったものを勝手にインターネットに使うことも許されないのです。

これに違反すると使用の差し止めと損害賠償を請求されるだけでなく、最悪、刑事事件として処罰される場合があります(著作権者の権利を侵害した者は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金と著作権法にあります)。


盗作とかになると判断は難しい場合がありますが、こういう無断使用などはハッキリとしていますので、裁判になってもまず勝てないですよ。

そのためにも、最初にきちんと契約を結んでお互いに気持ちよく仕事をしたほうがいいですよね。

あれ、結構書いてしまいましたね。では、続きは次回ということで。


─ 今日のポイント ─────────────────────

 ・描く人に直接話ができること、そして契約条件を先につめることが大切。

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次回は、実際に皆さんが発注なさるときの注意点の続きです。

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質問コーナー ※このコーナーは読者からの疑問・質問に答えるコーナーです

ひさしぶりに読者の方からメールをいただきました。質問というわけではない
のですが、皆さんにも有益な情報だと思いますので、お知らせします。

引用開始────────────────────────────

はじめまして。メルマガ読者の門田と申します。

<中略>

キャラクターに関して、西宮の甲子園口でベスパショップをプロデュースし、そこのオリジナルキャラクターとして『ピノン』のいうハチのキャラクターを作り、現在はバイクショップとは別歩きをさせようと、商品展開をしております。

私は今、「異業種にファッションマーケティング的手法を取り入れよう」ということで、異業種に向け「会社まるごとお洒落化計画」なる活動をしようと考えております。

上のベスパショップも、もともと街のバイク屋さんを、ファッション的な手法でプロデュースしました。そこに新しい顧客層を誘導する手立てとして、『ピノン』というキャラクターを使って、バイクショップに合うターゲットに向けた商品展開等を行っております。これで新たな客層が来店するようになり、また、百貨店などでのイベントにも声が掛かり、相当な広告効果を上げています。

藤谷様のされている事も、同じような観点からの活動ではないかと思い、興味を持ちました。お近くなので、お目にかかって情報交換など出来るとうれしいなあ〜と思っております。

───────────────────────────引用終了

門田さんは、もともとファッションを生業となさっている方ですので、販促から派生したキャラクターで、グッズ等の商品展開までプロデュースなさっています。

同じことをファッション業界未経験の人がやろうとすると、大やけどをする可能性があります。

では、なぜご紹介したかというと、グッズ展開以外の部分で、みなさんにも非常に参考になると思ったからです。

門田さんは「ピノン」というキャラクターを作られただけでなく、店全体のプロデュースもなさっています。ですから「ピノン」の垢抜けたテイストを損ねることなく、ブティックのようなおしゃれなお店(バイク屋ですよ!)で受け止め、独特の世界観を作っています。

ここまでの演出をするのはとても大変ですが、このお店の写真をご覧いただけると、私の言う看板に絵を描いただけでは、集客に結びつかないという意味がご理解いただけると思います。

一度ホームページをご覧ください。

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編集後記
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今回の内容はいかがだったでしょうか? チラシとか発注するときも、今までは細かく考えておられなかったのではないでしょうか。
もしくはでき上がった物がぜんぜんイメージと違ったってこともあるのではないですか? そういうとき、業者さんのせいにしていませんか?

斉藤一人さんが講演で言ってましけど「結果の責任は100%自分にある」って。

言いえて妙だと思います。自分のオーダーを正確に相手に伝えていない、伝わったかどうか確認していない。そんなことがイメージどおりでない仕上がりにつながっているのだと思います。

私はこの業界も長いですし、マーケティングなども多少は勉強していますから少しくらい抽象的なオーダーでも対処できます。でも、普通のデザイナーはデザインすることが仕事だと思っていますので、スポンサーの言うことが理解できなくてもカッコイイデザインをすればいいと考えがちです。

ですから、あなたがていねいに何をどういう風にしたいのか正しく伝える必要があります。なんといっても、あなたのお店や商品に一番くわしいのは、あなたなのですから。

次回、具体的にお伝えしますね。

Posted by born1963 : 17:56 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

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